簿記2級に合格しました!(結局USCPAのために簿記は取得するべき?)

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皆さんこんにちは!今回の記事からなんですが、日記形式のブログに変更しようかなと思っています。勉強法をまとめる記事を量産してもいいのですが、どうも性に合わず、もっと気軽に色々なことを投稿していきたいと思っているからです!

さて、USCPA全科目合格から随分と時間が空いてしまいましたが、簿記2級を受験してきました!結果は88点(商58/60、工30/40)と微妙な点数でしたが、合格することができました。(見栄え的に90点欲しかったです泣)

それで今回なんですが、よく耳に挟む「USCPAには簿記2級に合格してから挑戦した方が良い」という意見に関して、USCPA合格後に簿記2級を取得した自分の観点から考えていきます!

目次

USCPAに簿記は本当に必要なのか?

早速結論から申し上げると、「USCPA”合格のために”簿記は必要ない」と思います。

理由①:USCPA講座でも基礎から学べる

自分自身を含め、周りの方を見ていても簿記2級おろか、簿記3級さえ持っていない人でも、全科目に一発で合格している人は大勢います。自分はAbitusという予備校を使っていましたが、「英文会計入門」という講座があるように、会計の初歩の初歩から学べるので、簿記の知識がなくとも問題なくキャッチアップできます。

理由②:結局英語でインプットし直すので、あまり時間短縮にならない

これは、自分が簿記2級を勉強していて感じたことによります。USCPAに合格してある程度知識もあり、学習内容はスムーズに理解できましたが、英語でインプットしていたので、簿記2級に向けて日本語でインプットし直していたら、約100時間と予想以上に合格まで時間がかかりました。

これは、簿記2級→USCPAでも言えることだと思います。簿記を取得したからといって、USCPAの学習が大幅に楽になったり、短縮できるなんてことはないと思います。

日本の公認会計士の方でも、USCPA合格まである程度時間がかかってしまうのが良い証拠ですね。会計論点的にはUSCPAの勉強を始める前から全て理解できているかと思いますが、英語でのインプットがために短くても全科目合格まで500時間要しているようです。

理由③:簿記に費す時間があれば、USCPA合格が一気に近づく

自分自身は、USCPAで簿記2級の範囲を一通り学習していたので、120時間ほどで簿記2級に合格することができましたが、一般的には、独学の場合簿記2級には350~500時間ほどかかるようです。

それでなんですが、350~500時間あったら、USCPAの学習をどれだけ進められるかと言うと、効率よく勉強が進めば、USCPAの4科目中、2科目は合格水準まで十分持っていけます。具体的には、AUDとBECという科目は学習範囲が狭く、どちらも200時間ちょっとで合格することができました。中には100時間台で合格している猛者もいます。。。

USCPA全科目合格を最終目標とした場合、USCPA2科目合格と簿記2級合格を比べた時に近道なのは明らかに前者のUSCPA2科目合格だと思います。

以上の理由から、持論としては「USCPA”合格”に簿記2級は必要ない」ですね。

それでもやっぱり簿記が必要なことも、、、

しかし、以下の記事で少し触れたように、BIG4監査法人の監査職はほとんどがUSCPA全科目合格+簿記2級を条件としているため、USCPA合格後の監査職へのスムーズな転職には簿記が必要になってきます!

あとは、日本で会計関連で働くのであれば、簿記2級くらいは持っておくのが通常なのかな〜と思います。

結局は、USCPA合格の立ち位置を個人としてどう捉えているかによりますね。ぜひそこを吟味してから簿記をUSCPA合格前に取得するかどうかを決めてみてください!

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この記事を書いた人

大学では環境政策学を学び、2023年から新卒社会人。
現在取得済みの資格は以下です。
・USCPA(米国公認会計士)
・TOEFL104点
・TOEIC940点

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