TOEFL高得点を取るのにリスニング力は必須なんですが、なんと言ってもTOEFLのリスニングは鬼畜。専門的な講義を5分間ぶっ通しで聴き続けてから問題に答えるなんて、今まで海外経験のない人にとっては至難の業ですよ。。。
そんな感じで最初こそはかなり絶望していたものの、地道に丁寧な勉強をしていけば思った以上に点数が伸びます。とにかく必要なのは、Tenacity(粘り強さ)です。途中で放り出さずに勉強を続けましょう!
参考までに私は、大学1年の春休みにTOEFLの学習を行い、1ヶ月半の対策で80点ジャストを取得し、(R21L24S15W20)最終的には104点を取得しています(R29L29S23W23)。
参考書・勉強法
1ヶ月半の対策では、以下の参考書2つを主に使用しました。
・TOEFL公式問題集(私が使っていた古いやつ)最新版はこちら。
まず、主に行っていた学習は精聴・シャドーイングです。
基本的な手順は
- とりあえず問題解答
- 問題解答後、1文ごとに丁寧に聞き直す(精聴)。この時の聞き直すというのは、単語を聞き取れるだけではなくて、文章全体の意味もしっかり把握できているかを確認してください。わからない箇所は何度でも聴きます。
- どうしても聞き取れなかった箇所は、スクリプトで確認、何回か音声に合わせて発音。
- 全文章をスクリプトで確認。
- 音声に合わせてシャドーイング。まずは音声にしっかりついていくことを意識して、ある程度慣れてきてから文章の意味も理解するように努めましょう。意味を理解しながらスラスラと言えるように慣ればOKとしましょう!
なんですが、これが結構負荷の高い勉強です。英語力がない段階でいきなりTOEFL本番レベルのリスニング音源を使って行うと、確実に挫折します。
なのでそこでおすすめなのが、先ほど紹介したDelta’s Key to TOEFL ibt です。多くの演習問題があり、演習問題は本番より短いかつ英文も簡単なので取り組みやすいです。TOEFL公式の問題が難しすぎるようであれば、こちらの問題集に変えてみましょう。難易度の指標的には、私が公式問題で20点前後の時にこの問題集で20点中盤を安定して取れたほどです。
私は公式問題に挫折し、この問題集に1ヶ月ほど集中して取り組むことでリスニングが10点後半から本番で24点まで伸びました。
また、TOEFLのリスニングでは、メモ取りが重要になってくると思いますが、私は、メモ取りは最小限に抑え、重要な箇所のみメモを取るようにしました。「いや、重要なところってなんだよ」って話ですが、これは問題演習を繰り返していく中で、大体予想がつくようになります。というのも、リスニングセクションで問われる設問は大体パターン化されています。
例えば、地史学の話で石器について紹介されていたとしましょう。問題演習を多くこなしていればわかりますが、このタイプの話題であれば、十中八九、その石器の用途は聞かれます。大体こんな感じで問われそうな情報は予想できるようになるので、多くの問題演習をこなしましょう。
24点取得後の29点までの学習
交換留学に必要な点数は80点だったので、初受験で実は達成してしまい、それ以上TOEFLを受ける必要性がなくなってしまったので、TOEFLに特化したリスニング勉強はやめてしまいました。
代わりにPodcastやYoutubeを使ってリスニングの向上に努めました。
基本的には、自分の興味のあるものを聞けば良いと思いますが、TOEFLの対策にどうしても繋げたいのであれば、ニュースやサイエンス・ネイチャードキュメンタリーなどTOEFLに関連する語彙が使われるものが好ましいと思います。
例えば、私は以下のPodcastを聞いていました。
・VOA Leaning English
・BBC 6minutes English
・CNN 10
Youtubeは本当に適当に動画を漁っていました。強いているならば、自己啓発系の動画が多かったと思います。
学習方法は基本的にTOEFLの頃と変わらず、PodcastならスクリプトをYoutubeなら字幕を用いて、一文一文内容をしっかり聞き取れているかを確認し、余裕があれば音声がかなり早いので、アプリで再生速度を落としてシャドーイングもするようにしました。
こんな感じの勉強を続けていたら、試しに受けたTOEFLのリスニングで29点が取れていました。
リスニングの勉強は実はこれだけです。とっても地味な勉強法ですが、結局は「丁寧に沢山聞くこと」でしかリスニングを伸ばす方法はないと思っています。頑張っていきましょう!
Thank you for reading.
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